【家づくりの原点⑤】43坪の家は広すぎる?住んで分かった「余白」という答え。

家づくりストーリー
43畳はほんとに広すぎるの?住んで分かった余白の大切さ

こんにちは、マイほの。です。

家づくりの話をすると、よく聞かれる質問があります。

それは

「家って何坪くらいがいいんですか?」

というものです。

住宅展示場へ行けば
30坪、35坪、40坪といった家が並び、

住宅会社の人はこう言います。

「このくらいの広さが標準ですね。」

でも、家づくりを進める中で
私はだんだん違和感を感じるようになりました。

本当に大事なのは

坪数ではない

と思ったからです。


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22坪の家で暮らしていた頃

私たち家族は、
家づくりを始める前

22坪の賃貸戸建て

に住んでいました。

長男が生まれ、
3人家族だった頃は

正直言って

「この家でも十分かな」

と思っていました。

特別広い家ではありませんが、
生活はできる。

工夫すれば暮らせる。

そんな感じでした。


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家が急に狭くなる瞬間

それが変わったのは

長女が生まれてからです。

兄妹は

6歳差。

子どもが2人になると、
家の中の景色が一気に変わりました。

おもちゃ

ベビーカー
生活用品

とにかく

物が増える。

それまで問題なかったはずの家が、
急に狭く感じるようになりました。

そして初めて

こんなことを真面目に考えました。

「この家だと
子どもたちに窮屈な生活をさせてしまうかもしれない。」


家づくりを考え始めた理由

家づくりの理由は
人それぞれです。

・子どもが生まれた
・賃貸がもったいない
・実家の土地がある

いろいろあります。

でも、私の場合は

「暮らしの余裕」

でした。

狭いこと自体が問題なのではありません。

問題なのは

余裕がないこと

でした。


広い家を建てればいいのか?

じゃあ
広い家を建てればいい。

最初はそう思いました。

でも、間取りを研究していくうちに
あることに気づきます。

それは

広い家でも、余裕がない家がある

ということでした。

例えば40坪の家でも

廊下が多く
部屋が細かく分かれ

リビングが意外と狭い。

そんな間取りもあります。

逆に

35坪でも

開放感があり
空間にゆとりがある家もあります。

つまり、

坪数と暮らしの余裕は一致しない

ということです。


廊下という空間

ここで
前回の記事の話につながります。

住宅の間取りを見ると

多くの家に

廊下

があります。

廊下は必要な空間です。

ただ、
多すぎると

使わない面積

が増えていきます。

廊下は

・くつろぐ場所ではない
・生活する場所でもない

基本的には

通るだけの空間

です。

つまり

廊下が増えるほど
生活空間は減る。

同じ坪数でも

使える空間が小さくなる

ということです。


廊下を減らすという考え方

そこで私が考えたのが

廊下をできるだけ減らす間取り

でした。

完全にゼロにするわけではありません。

でも

・リビングを中心にする
・動線を短くする
・空間をつなげる

そうすれば

廊下はかなり減らせます。

すると

同じ坪数でも

リビングや生活空間が広くなる

のです。


それでも43坪になった理由

では、

廊下を減らしたなら
小さい家でも良かったのでは?

そう思う人もいると思います。

実は、
最初は

35坪〜38坪くらい

をイメージしていました。

でも設計を進めていくと
ある問題に気づきます。

それは

余白が消えてしまう

ことでした。


家に必要なのは「余白」

余白というのは

何もない空間

ではありません。

余白とは

余裕のある空間

です。

例えば

少し広いリビング。
少しゆとりのある通路。
将来使い方を変えられるスペース。

そういう空間です。

余白がない家は

設計の段階では
とても効率的に見えます。

無駄がありません。

でも住み始めると
だんだん苦しくなります。

家具を置くと狭い。
物が増えると窮屈。
人が集まると動きにくい。

つまり

余白がない家は、暮らしに余裕がなくなる

のです。


日本の住宅は余白を削りやすい

日本の住宅は

土地が高く、
家も高い。

だから

できるだけ小さく建てる
という考え方が強くなります。

すると

最初に削られるのが

余白

です。

収納を削る
通路を狭くする
リビングを小さくする

そうやって
どんどん詰め込んでいきます。

でも

それは

暮らしの余裕を削ること

でもあります。


わが家の答え

最終的に
私たちが出した答えは

43坪

でした。

数字だけ見ると

少し大きい家かもしれません。

でも

・廊下を減らす
・空間をつなげる
・余白を残す

そう考えていくと

このサイズが
ちょうど良かったのです。


余白は心の防波堤

家に余白があると

暮らしが少し楽になります。

子どもが遊んでも
散らかっても

どこかに

受け止める空間

がある。

私はこれを

心の防波堤

だと思っています。

余白があると
生活の波を受け止めてくれる。

余白がないと
すぐに溢れてしまう。


住んでみて思うこと

今、実際に住んでみて思うのは

43坪は

広すぎる家ではない

ということです。

むしろ

ちょうどいい。

そして何より

余裕がある

と感じます。


家づくりで一番大事なこと

家づくりでは

性能も大事。
設備も大事。
価格も大事。

でも

私が一番大事だと思うのは

空間の余裕

でした。

坪数ではなく

余白。

これが
わが家の家づくりの原点です。


次回

次の記事では

具体的な間取りの話

に入っていきます。

43坪の家で

・どこに余白を作ったのか
・どこを削ったのか

設計のリアルを書こうと思います。

次回は

【家づくりの原点⑥】
廊下を減らした家は本当に暮らしやすいのか。

について書きます。

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